疑似パネルデータ・ホームページ


『国民生活基礎調査』による疑似パネルデータ:1986−1995年

 このページでは,『国民生活基礎調査』(厚生省)を再集計することにより,作成した疑似パネルデータを解説しています。
 『国民生活基礎調査』は,1986年に従来の4調査(『厚生行政基礎調査』,『国民健康調査』,『国民生活実態調査』,『保健衛生基礎調査』)を統合し て発足し,毎年実施されている統計調査です。
 疑似パネルデータは,以下のプロジェクトから段階的に作成されています。

 Phase 1(1989年−1995年) 国立社会保障・人口問題研究所による『国民生活基礎調査を用いた社会保障の機能評価に関する研究』(1998年6月16 日,総務庁告示第88号による目的外使用)
 Phase 2(1986年−1988年)(財)医療経済研究機構による『医療・介護・年金の各システムが経済活動に与える影響に関する調査研究』(1999年4月7 日,総務庁告示第72号による目的外使用)

 現在,提供されているデータは,以上のプロジェクトでの成果を総合したもので,

 Version 2(1986年−1995年)

として,10年間の疑似パネルデータが構成されています。96年以降のデータは現在のところ存在しませんが,今後に機会があれば,それらの年の再集 計をおこなって,長期をカバーするデータにしていく構想をもっています。

 ユーザマニュアル(2000年9月28日改訂)は,PDF fileとしてダウンロードで きます。

データの入手について

 ご自身の研究のためにデータをご利用になりたい方は,岩本までご請求いただければ,折り返しデータをお送りいたします。電子メール() にてご連絡ください。
 現在のユーザマニュアルは作成途上で,それほど親切でありませんので,データの内容を理解するまでに,少し学習時間が必要になるかと思います。また, データを使いこなすには,疑似パネルデータと『国民生活基礎調査』に関する知識とパネルデータを扱った経験が必要であると思われますので,ご留意くださ い。

疑似パネルデータ・関連リンク

疑 似パネルデータ」(大阪大学・伴金美教授による)

Last Updated: 9/28/00, Yasushi Iwamoto